基本の基本!什器とはなに?を教えます!

今回はそもそもの「什器とは何を指しているのか?」と、簡単な種類をお伝えしていきます。

普段リアル店舗の運営をされいない方などはリアル出店の際に「言語の差」によって思いもよらないコミュニケーションミスが発生したりするのでこの機会に覚えていただくとスムーズに商談も進められるのでお互いにストレスなく進めていけます。

目次

什器とは

什器とは一般的には「家具・器具」をさし、小売では「店舗什器」、会社で使う「オフィス什器」とよばれ、分類されています。

今回はこの中の「店舗什器」についてお伝えします。

主に小売の店頭にて商品を陳列する、ストックでの商品保管器具などをまとめて「什器」とよんでいます。

この什器は高さや長さ、種類などによりそこに陳列される商品の魅力を引き出し、コンセプトに沿った演出をする重要な店舗の一部です。

什器の種類

小売の店舗で使われる什器は主に「ラック」「島什器」「棚什器」などがあり、以下のように定義されています。

・ラック
可動、固定に関わらず商品をハンガー(衣紋掛け)にセットしてハンギングする什器。長さや高さで変わるが主に商品の広がりを見せる什器

・島什器
アイランド什器とも呼ばれ、店舗の空間に置いてある什器。その特性として四方から商品が見れ、手に取ることができる。例えばテーブルやケースなどがこれに該当する。

・壁面什器
店内の壁に水平に設置されるものや、壁自体から持ち出しているラックなどをさす。こちらは複合型が多く、ラック+棚のような形が多く、また高さもあるため、上部はプロップスなどの演出で雰囲気を出すことが多い。

それぞれの特徴

・ラック
ラックは先ほど「広がりを見せる什器」として紹介していますが、そのほかの特徴として商品を広げて展開するのでよりデザインがわかりやすく、手に取りやすいのが特徴です。
現在のアパレルブランドではこのラック什器が主流であり、店舗内での占有面積が大きくなっています。
ショートラックはコーディネートやアイテム別のまとめ方が多く、ロングラックはカラーや丈などのバリエーションを見せる手法が多くなっています。

・島什器
島什器は店舗内で独立して配置されているので四方から見える、手に取れるように商品が配置されるのが特徴です。
また、什器の高さもテーブルやケースなどが多いので1000mm程度が多く主に雑貨や小物、アパレルであれば商品を畳んだ状態で陳列することが多い什器です。
ラックに比べると広がり良いもカラー展開などを見せるのに適しています。

・壁面什器
こちらも畳んだ商品やバッグなど+ハンギング商品で複合的に見せるのでトータルでの展開が多い。通常のラックよりも短い&フェイスアウトなどの商品を正面にみることができる手法などもあるために店内奥まで誘導するキャッチポイントとしての役割も担うことがある。

什器を選ぶときのポイント

什器の種類や特徴をお伝えしてきましたが、いざ自分が選ぶ際にはどこに気をつければよいのか?がわかりづらいと思いますのでここに気をつければ間違いない!というポイントをお教えします。

・サイズ感
その什器を配置しようとしている場所に合うのか?スペースを圧迫しすぎないか?高すぎないか?低すぎないか?などのサイズ感と、もうひとつはMD(展開商品)側からみたポイントして、商品を展開するサイズはあっているか?手に取りやすいか?見やすいか?選びやすいか?を気を付ける必要があります。

・コンセプトに合うか?
什器にはさまざま種類があり、色にしてもシルバーやゴールド、木目や石目調などたくさんの種類があります。その中から自分たちのコンセプトにあうものを選ぶ必要があり、失敗すると思っていたイメージと全く違うイメージになってしまいます。失敗しないために簡単に色によるイメージを記載しておきます。

ゴールド:高級感・おしゃれ(アンティークゴールドの場合はクラシックや重厚感)
ピンクゴールド/カッパー:かわいい・おしゃれ、女性らしい
シルバー:シンプル、スタイリッシュ、透明感
白:クリア、セレクト感、シンプル

この上記2点をしっかりとクリアできれば什器選びで失敗しないので参考にしてください。

まとめ

一口に什器といっても種類やサイズ、用途などさまざまです。
その中から自分たちに合った什器を選ぶことができればリアル店舗でのブランディング、コンセプトメイクなどができあがりお客様にとっての買い物体験が向上し、リピーターにつながるチャンスが増えます。

選ぶのは大変ですがこのJuUKIを参考に自分たちにあったものを探して最高のリアル店舗にしてください。

什器選定にお悩みの方は30分の無料相談を行なっておりますので下のお問い合わせボタンからお問い合わせください。

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